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トムソン写真の世界 vol.4

鐘楼
・鐘楼
今も北京の故宮からまっすぐ北に行ったところにある鐘楼を撮影したものだろう。明代の永楽年間の鐘があると説明されている。
・鼓楼
鐘楼のすぐ南にある鼓楼である。これも15世紀に起源する由緒ある建物であり、時報や火警のための太鼓がおかれている。
・北京の絹物商人の店
トムソンは、北京の商店の例としてこの写真を示している。彼によれば、北京の商店は、南方と異なり正面が木のしきりで閉ざされているという。
・生きている墓
これは北京の郊外の寺の前にある小さな塔の写真である。生きている墓(a living tomb)という奇妙な題がつけられているのは、この中に生きている僧が入っているからである。外界とは四つの窓を通じて交渉する。その僧の目的は寺の再建のための寄付を集めることである。

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