上海の手押し車

・上海の手押し車

トムソンの説明の仕方によれば、上海では手押しの一輪車(wheelbarrows)がタクシー(cabs)の代わりをしているという。租界にも手押し車乗り場がそこここにあった。まだ人力車が出てくる前の時代である。

・棉紡績の機械

棉糸を紡ぐ機械。足で動かす。写真の母子の服は上海の冬服である。

・枷号という刑罰

首に木のかせをつける刑罰である。盗みなど、その犯罪がなされた場所に犯人をおき、かせのところに罪状を記しておくとトムソンは説明するが、この写真ではよくわからない。食べ物は、通行人に食べさせてもらうしかない。

・枷号という刑罰

これが比較的罪の重い場合の枷号である。さらし者にする。