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仮想現実の利用が可能な視覚資料の保存・公開とその利活用のための基礎的研究
2020年06月14日
by irc_editor
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本プロジェクトは、空間情報の保存と利用の新たな方法としてVR技術に注目し、VRコンテンツの作成を通じて、歴史学研究におけるVR技術利用の意義や課題について検討することを目的としています。
エジプト・カイロのイスラーム建築の傑作であるカラーウーンの寄進施設のVR(バーチャルリアリティ)ツアーを公開しました。VRツアーでは、建物内部の様子を360度見学しながら、見どころの解説をご覧いただけます。オンライン学習やオンライン観光のコンテンツとして、是非ご利用ください。
VRツアー内の各所に置かれた!マークをクリックすると、解説のポップアップが開きます。また、一般の観光客には公開されていない王の棺もご覧いただけます。
プロジェクトサイトでは、寄進施設の歴史などの基礎情報をご覧いただけます。こちらは今後、用語集(グロッサリー)や深掘り解説などのコンテンツを充実させ、学習サイトとしてもご活用いただけるように発展させていく予定です。
プロジェクトサイト:https://qalawun.aa-ken.jp/
VRツアーサイト:https://blog2020.aa-ken.jp/p/qalawun/vrtour/
(文責:熊倉和歌子)
参考情報: