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『日本語マラヤーラム語辞典』刊行記念式典がインド・ケーララ州で行われました

このたび『日本語マラヤーラム語辞典』がインド(ケーララ州)から出版され、2019年3月にケーララ州の州都トリバンドラムにおいて刊行記念式典が開催されました。

刊行式典にはケーララ州文化大臣および次官や駐インド日本大使館次席公使他、多数の参列を得ました。『日本語マラヤーラム語辞典』の編纂に中心的に関わった本研究所高島淳教授・峰岸真琴教授も出席し、ケーララ州のみなさまからの賛辞を受けました。

 

 

写真(上)は高島教授が敬意を示すショール(angavastra)を贈られているところ、写真(下)は文化大臣が公使に辞書を贈呈しているところです。(左から3人目がケーララ州言語研究所長のナイル教授、順にラーニ・ジョージ文化次官、順に浅利駐デリー次席公使、バラン文化大臣、著者ナンビアール氏、AA研高島教授、AA研峰岸教授)

 

 

『日本語マラヤーラム語辞典』は、GICAS(「AA研アジア書字コーパス拠点」2001-)において開発したインド系文字の処理技術を活用し、IRCプロジェクトによって構築した電子辞書を印刷体としてケーララ州言語研究所(Kerala Bhasha Institute, State Institute of Languages)から刊行したものです。

 

IRCプロジェクト

日本語マラヤーラム語電子辞書(辞書検索システム)

https://www.aa-ken.jp/edic/jmd/

 

マラヤーラム語 (ISO 639-3 mal) は南インドのドラヴィダ系4言語の一つで、ケーララ州の公用語です。第一言語話者だけで約3500万人(2011年センサスによる)を擁する大言語です。今後インドのIT産業などとの関わりでも一層必要性が増していく言語なのですが、これまで本格的な日本語辞書は存在しませんでした。今回、1500頁を越える辞書が公刊されたのは快挙です!

 

【2019-06-24 追記】著者のナンビアール氏が、Dr. Hermann Gundert Endowment Award(ヘルマン・グンデルト博士基金賞)を受賞しました