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この資料について

『エジプト週報』La Semaine égyptienne は,1926年にギリシア人スタヴロス・スタヴリノス Stavros Stavrinos がカイロで発刊したフランス語による新聞です。発刊年は1926年ですが,廃刊した年については,1939年,1948年,1951年と様々な説があります。

王政期のエジプトにおける文芸,演劇,財政,スポーツに関する挿絵入りの週刊新聞で,1952年の共和制クーデタを経て政権の座についたガマール・アブドゥン=ナーセル(ナセル)によってエジプトが文化的に激変する以前の貴重な史料であると言えます。

本史料は,中東イスラーム研究教育プロジェクト事業の一環として収集され,データベースは,情報資源利用研究センターのデータベース化プロジェクトによって作成されました。

(1926年表紙)